たられば妄想北海道編 〜’95旭川実業⑥〜

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1995年
夏の甲子園

決勝──

旭川実vs星稜

いよいよ、、

試合開始の時を
迎えましたー!!

道産子的には
まさか生きている間に…

北海道勢の
決勝を観られるなんて…

正直、、
夢にも思わなかった☆

あぁ夢心地〜
ドキドキするなぁヽ(´o`;

昼間っから
仕事サボって
ビールぐびぐびも…

うーん、全く酔えません(笑)

さぁマウンドには
実に4日間4連投…

旭実のエース角井クン。

「カクイー!!」
「カクイく〜ん♡」
「カクイがんばれー!!」

アルプスのみならず、
球場全体からの大大大声援♪♪

77回目の夏──

この夏の主役となった
気迫のエースへの声援に…

試合開始直前
もう泣きそっ(笑)

「プレイボォーーー!!」

夏のファイナルを告げる
サイレンが響き渡る中・・・

それを切り裂く
金属バットの快音が…

いきなり、
響き渡ったぁー(゚д゚lll)

星稜の大型トップバッター
中川クンが放った打球は…

レフトスタンドへ
高々と舞い上がり…

そのまま。。

スタンドイーン!!

なんと、なんと、なんと…

決勝戦、初球、先頭打者
ホーーームラーーン( ̄▽ ̄;)

沸き上がる星稜ベンチ!
名将山下監督も大興奮!

打った中川クン
かなりの負傷を負っていると
情報がありましたが…

なんのその!
気迫のガッツポーズで
ホーームイン( ̄∇ ̄)

先制!星稜高校!
沸きに沸く石川県!!

一方の旭実ナインは、、

いつもど〜り!
あっけらかんと笑顔笑顔☆

ただ、、

マウンドの角井クンは
表情が明らかに冴えない…

岸部主将に岡田捕手
レフトから稲葉クンの絶叫…

彼らの声にも
どことなく上の空?!

関西の酷暑の中
4日間4連投。。

もしかしたら…
限界が近づいているかも…

続く2番小坂クンも
会心の一撃を喰らうぅ〜

右中間真っ二つ!!

俊足小坂クン
悠々三塁へーーー

ノーアウト三塁
改めて星稜強し!!

打席には、
こちらも満身創痍
3番三浦クンが入る。

アルプスからは
“星稜コンバット”が
大音量で鳴り響く〜♬

えっ??
角井クンもう肩で息を…

そりゃそうだよね。。

道産子にとって
関西の暑さは別次元…

ホントよく頑張った(;ω;)

なーんていきなり
諦めトークしていたら…

強打三浦クン
会心の当たりを…

サード山田クン
見事な横っ飛び
スーパーキャッチ!!

弾丸ライナーを
まるでキーパーのように
飛びついて・・・

そのまま飛び出した
三塁ランナーの
小坂クンにタッチ!!

なんともミラクルな
ダブルプレーだぁ(*゚▽゚*)

ワンサイド止む無し。。

そんな事を、
一瞬でも考えゴメンナサイ!

甲子園の大観衆も
山田クンに拍手喝采☆

照れまくる山田クン!
息を吹き返す角井クン!

と、思った矢先〜

星稜の4番
信藤クンの鋭い一撃は
ライトへの大飛球(゚o゚;;

しかし、今度は!!

この日スタメン
2年生小森クンが
背面スーパーキャッチ☆

超超超ファインプレー!!

これには角井クンに
チームもアルプスも
一気に盛り上がる\(^ω^)/

もうミラクルじゃないね。
強い、強いぞ旭川実業!!

感情を抑え、
ただただ頷く込山監督☆

よくぞここまで
鍛えられました(^o^)/

さぁ反撃だ旭実〜

トップ坪崎クン!
いきなりセンター前!

続く山田クン!
ナイスバント巧いなぁ〜

気合の早川クン!
気合のタイムリー(゚∀゚)

好投手・山本省吾クンから
なんともリズミカルな同点劇♪

やはり“強いぞ”旭実!!

ただ、敵ながら
大好きなサウスポー
省吾クンの様子も…

やはり何処かおかしい。。

故障の具合
相当マズイのかな…

しかーし!
北陸の名門・星稜高校

山下智茂監督との
喧嘩ノックで鍛え抜かれた
守備陣はまさに鉄壁!!

岡田クン角井クン
共に通常であれば…

絶対にヒットだろぉ〜
と言った鋭い当たりも
内野を抜けず無得点(^-^;

これには省吾クンも
めっちゃ笑顔!!

星稜高校って、、

屈指の強豪校なんだけど
仲の良い部活動ってカンジ
昔からあるんだよな〜

もちろんいい意味で\(^ω^)/

ゴジラ先輩の時代も
今年の奥川クン世代も…

そんな好印象ずっとあります☆

あっ、話が逸れましたね(^^;

両チーム強力なバックが
両エースを盛り立てます!!

星 稜 100 0
旭 実 100 0

試合は、
膠着状態に突入…

締まった内容!
両校の美技の応酬!!

北海道も石川県も
固唾を呑み見守ります。

旭川実業は、
ほとんど省吾クンを
捉えているんだけどなぁ…

どんだけ鉄壁なんだ!
改めてさすが星稜高校!

5回表──

一方で惜しくもホームへ
あと一歩届かない
我らが旭実に・・・

信じられない悪夢が
待ち受けていました!!

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