こんばんは!
甲子園オタクです。
栗山監督の自叙伝
『栗山魂』読みました♪
まだ序章までですが
14歳向けなので
読みやすい&面白い(^-^)
栗山英樹の人生にも
色々な“たられば”が
詰まっているんですね~
これから読む方に
申し訳ないので
さらっとしか記しませんが…
もし中学時代
バレー部でのケガがなければ
野球と関わり無かったかも…
東海大相模の進学も
父親の反対が無ければ
どうなっていたか…
運命の交差点って
誰にでもあるんですね。
最も感慨深いシーンに…
東海大相模高校での
セレクション時
中学3年生の栗山少年が
憧れの高校3年生
人気絶頂・天下の原辰徳と…
まさかのご対面!!
緊張で固まる栗山英樹クンに
アイドル原辰徳が
『セレクション生?頑張れよ!』
このやり取りから…
時は流れ…
2012日本シリーズ
指揮官として対戦…
人の巡り合わせって
改めて不思議なものです。
さてさてさて
本日も…
落合さんが巨人に入団
リーグV7を達成した
妄想話の続きを綴りますね~
時は昭和61年
“土地転がし”
独自の言葉が流行語となった
バブルの夜明け前…
そんな時代のお話です。
◆1986年・秋
巨人vs西武
因縁の日本シリーズは…
ライオンズ3連勝で迎えた
運命の第4戦。
2回ウラ
超満員の大観衆が…
ざわめく…
西武ライオンズ球場
打席に清原和博19歳
マウンドに桑田真澄18歳
日本中が胸高鳴る
夢のKK対決が始まる!!
桑田真澄
振りかぶって注目の初球…
いきなり!
内角高めへ快速球!!
これには
かつての盟友キヨマーも
苦笑いを浮かべる。
2球目…
外角への快速球を…
清原が捉えた!
得意の右打ち!
ライトポールへ一直線!!
『ファーール!』
僅かに切れたが…
清原の右打ち技術は
達人落合も舌を巻きます。
ただ、右打ちのルーツには…
驚きの小話が…
1年生から
全国優勝校の4番を張った
キヨハラ君は…
普段の練習中から
打つわ打つわ
柵超えを連発!!
それを妬んだ
恐怖のPLの先輩が…
『なに飛ばしとんねん!』
そんな謎の
ヤジがあったらしい。
そこでキヨハラ君は
“致し方なく”
ライトへライトへ
毎日打っていたら…
右打ちが
得意になったらしい…
ほんまかいな?!
本当だとしたら、
凄いエピソードですね(笑)
3球目…
若き日の、
桑田必殺の得意球
大きなカーブ!!
清原から空振りを奪い
追い込むと…
4球目…
148キロ!
またも内角!!
見事なストレート!!!
ノリに乗ってる清原から
空振りの三振を奪った!!!
KK初対決は
桑田真澄の完勝。
この奪三振から
桑田ー有田の親子バッテリーが
完全に乗りました。
基本は直球とカーブだけながら
テンポのよい
快刀乱麻のピッチング!!
KK対決
第2、第3打席も
桑田真澄が圧倒!!
共に空振りの三振を奪い
ジャイアンツは
完全に波に乗りました♪
工藤公康から
吉村と中畑清の
一発攻勢で追加点!!
バックも原辰徳の好守に
俊足松本の超ファインプレー♪
そして、、、
KK対決
第4打席…
またも!
内角高めの快速球!!
桑田真澄が清原和博から
4打席連続三振を奪った。
▽第4戦
巨人 7ー0 西武
桑田14奪三振で
なんとなんと完封勝利!!
後々に続く
名勝負の始まりは
桑田が今回圧倒したが…
よほど悔しかったのか…
清原は桑田をその後
完全にカモとした。
何本のホームランが
飛び出したんだろう…
“清原和博という男”
思えば甲子園でも…
水野雄仁に
4三振を喫した後…
渡辺智男に
3三振を喫した後…
悔しさをバネに這い上がり
数多の栄光を
手中に納めてきました。
しかし、、、
このシリーズでは
桑田の執拗な内角攻めに
打撃を崩され失速…
▽第5戦
巨人 2ー1 西武
江川卓と清原和博
怪物対決第2ラウンド…
江川圧勝!!
球界のエースの貫禄。
東尾との
エース対決を制する。
▽第6戦
巨人 11ー3 西武
打線爆発ジャイアンツ!!
篠塚、クロマティ、吉村、山倉
実に4人が猛打賞!!
仕上げは
御大・落合の3ラン!!
対照的に…
19歳の4番打者・清原和博は
この日もノーヒット…
ついにジャイアンツが
逆王手!!
こうなると勢いは…
完全にジャイアンツでした。
▽第7戦
西武は先発の郭泰源から
渡辺久信、松沼兄やん、エース東尾…
総動員で挑みましたが…
クロマティと落合博満の
3割6分コンビが止まらない!!
若手成長株の岡崎が
負傷の篠塚に代わり大活躍!!
先発西本聖から槙原
鹿取、角、サンチェ
磐石リレー…
9回表
巨人 9ー2 西武
ジャイアンツ7点リード
2死ランナー無し
あと一人コールが鳴り響く
後楽園球場。
打席の
4番清原和博は…
この日もノーヒット…
悔しさから、
目には熱いものが
ハッキリと見える。
ピッチャーはサンチェ。
バリバリの“大リーガー”
あと1球と追い込み…
巨人V7へ
最後の一球…
…とはならなかった。
19歳の天才が見せた
未来へ繋がる
最高の一撃!!!
1985年・夏の甲子園
準々決勝で見せた
高知商業中山からの
超特大ホームランを
はるか上回る…
涙の豪快アーチ!!!
球場一杯に広がる拍手の中
目を真っ赤にして
ベースを一周。
落合博満二塁手も
思わず拍手を送る。
巨人に対する…
王貞治監督に対する…
様々な感情も
交差したのでしょう。
ジャイアンツが
球史に残る大逆転て
V7の偉業を達成。
その偉業と共に…
清原和博
涙のホームランは
語り継がれる事となりました。