もしも大谷翔平が『高校3年の夏』甲子園に出場していたら㊴

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こんばんは!
甲子園オタクです。

大好きな野球マンガ
『バトルスタディーズ』
改めて1巻から読みました♪

“DL学園野球部”の3年間は
刑務所より辛い…

恐ろしすぎでしょ~

ただ、作者の
なきぼくろさんは…
PL学園野球部出身!

しかもレギュラーで
甲子園の土を踏んでいる!!

半端ねぇ~

過酷なストーリー
説得力が…
違いますね(^^;

さてさて、
マンガは描けないけど
妄想は大好きな僕♪

球史に残る
決勝戦は…

ついに、
延長13回に突入しました。

2012年・盛夏
第94回全国高校野球選手権大会

◆決勝
花巻東(岩手)ー大阪桐蔭(大阪)

試合開始から、
まもなく3時間…

炎天下の甲子園球場…

大桐蔭 000 001 000 000
花巻東 000 000 001 000

二人の快速球右腕が
かたや連覇に向けて…
かたや郷土の想いを乗せて…

投げ合いを続けてきた
歴史的投手戦は
延長13回に突入。

ついに、
161キロ右腕
大谷翔平クンに限界が
近づいてきたか…

12回表に続き
2死満塁のピンチを
迎えてしまう…

打席には…

強打桐蔭で
2年生ながら最も頼れる
この打者が向かう。

『1番 キャッチャー 森クン』

天才バッター森友哉クン
不適な笑みを浮かべ登場。

ファーストランナー
藤浪クンとは対照的に
こんな場面でも
余裕の表情。

どう育てたら
こんな肝っ玉兄ちゃんに
仕上がるんだろ…

西谷監督も
いつものニンマリフェイス。
さすがだ…

一方の大谷クン
珍しく苦しさを
全面に出すような表情。

そりゃそうだよね…

頑張れなんて
もう言えないけれど…

なんとか、ここを
踏ん張ってほしい…

TVに映る
アルプススタンド
地元岩手の表情
祈る思いが伝わってくる。

やばい、泣きそ…

佐々木監督は
真っ直ぐに戦況を見つめ
ベンチメンバーは
一体となり物凄い声掛け。

花巻東の強さの要因って
こういうところ…
なんだろなぁ。

揺れに揺れる、
大甲子園。

大谷クンの初球…

『162㎞』

!!!!!

画面の表示に
目を疑う。

もしくは
スピードガンの故障?!

しかし、
映し出された
電光掲示板にも…

しっかり
『162㎞』と数字が…

清水次郎アナウンサーの絶叫も
スタンドの大歓声も
驚きすぎて入ってこない。

限界なんてとっくに
超えているよね。

涙が止まらん…

衝撃の
ワンストライク…

続く2球目…

天才バッター森クンが
振り遅れた
ストレートは…

『163㎞』

うおおおおぉぉぉーー!!!!!

響き渡る、大歓声…

大谷翔平投手が
佐々木監督と共に
高校時代の目標設定に掲げた
163キロを…

夏の甲子園決勝の大舞台で…
連投の延長13回で…
球数200を超えた場面で…

選抜チャンプ相手に…
達成した。

もう凄すぎて
涙が止まらん。

王者大阪桐蔭の強さは
よーくわかった。

ただ、
この試合は
この大会は…

花巻東に、東北勢に
勝たせてやってくれ。

被災地の皆さんが
涙ながらに応援している
映像を見て…

そう思ったのは
僕だけじゃないハズ。

しかし、
王者大阪桐蔭の
最強打者は冷静だった。

変化球を見極め
フルカウントに持ち込む。

次が、
まさしく運命の一球。

苦心のリード
佐々木捕手のサインに
鬼の形相・大谷翔平が…

大きく頷いた。

ラストボールは…

『161㎞』

渾身のストレート

天才・森友哉が
捉えた打球は…

右中間へ
糸を引くような
弾丸ライナー

一直線に
伸びていった…

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