こんにちは!
甲子園オタクです。
ヤフーニュースで
飛び込んできた
1枚の写真…
“時が止まった6年”
福島県双葉町
小学校の教室に
ランドセルが置かれたまま…
荒廃が進み、
時が止まる…
僕の友人も
被害を受けました。
複数人います。
実際、被災地にも
向かわせてもらいましたが…
胸が締め付けられました。
これだけ、
科学が進んだ現代でも
放射能は消滅は
不可能なのかなぁ…
祈るばかりです。
さて、、
このブログのタイトルは
“妄想記”なので…
ここからは
ちょっとだけ?!
仕事サボって行った
妄想ワールドをお送りします(^^;
2012年…
夏の甲子園・決勝
花巻東(岩手)ー大阪桐蔭(大阪)
ラストシーンは…
延長13回裏
大阪桐蔭3点リード
2死満塁
フルカウントから…
藤浪晋太郎クンが
投げ込んだ
155キロ渾身のストレートを
大谷翔平クンが
フルスイングで
捉えた打球は…
もしも、
甲子園に屋根があるのなら
突き破るような…
高々と
舞い上がった打球…
ライトスタンドへ
一直線に飛んでいった。
誰もが、
信じて疑いませんでした
劇画のような…
“逆転サヨナラ満塁ホームラン”
大谷翔平の大会第7号で
夏の終わりは
告げられると確信した。
打った本人も
瞬間的に右手を突き上げ
ガッツポーズ!!!
喜びに満ちた
花巻東ベンチ。
勝利を確信したかのような
素晴らしい表情で
歓喜の雄叫びを上げる。
人はここまで
声を上げる事が出来るんだ。
改めて、
一生懸命は…
見るものの心を
突き動かす。
呆然と、、、
目を見開き
打球の行方を追う
藤浪晋太郎…
立ちすくむ
森友哉の祈る表情は
今にも泣き出しそう…
大阪桐蔭ベンチは
悲壮感に溢れた表情
そして悲痛な叫びが響き渡る。
大観衆の
これ以上ない大歓声が…
谺する…
東北の悲願
100年の想いが…
そして
被災地の祈りが…
真夏の青い空に
高々と舞う打球を
後押しする。
しかし………
甲子園球場の
非情な浜風は…
打球を押し戻す。
浜風はさらに
押し戻す。
ついに、
ライト水本主将が
打球の落下点に
入ったか…
フェンスに張り付いた。
どうなる?!
運命の打球は
どうなるのだろう…
『行けー!行けーー!!』
大谷翔平が叫ぶ…
『入れーー!!!』
アルプススタンドが祈る…
『そんな……………』
東北全土が
その瞬間…
肩を、落とした。
ボールは、
大阪桐蔭水本主将の…
グラブに…
収まった。
死闘は、終わった…
『優勝は大阪桐蔭高校!!!!!』
『歴史に名を刻む春夏連覇達成ー!!!!!』
ミスター決勝戦
ABCアナウンサー清水次郎さんの
名調子で絶叫した。
マウンドには歓喜の輪。
くしゃくしゃの表情で
喜びをぶつけ合う。
勝利の雄叫びを上げる
藤浪晋太郎クン。
泣きじゃくる
森友哉クン。
ニンマリフェイスの
西谷監督の目にも
光るものが…
1981年・夏
甲子園覇者
報徳学園の優勝シーンが
一番カッコいいと
思っていたけど…
眩しすぎる。
美しすぎる勝利の瞬間。
放送席の解説
横浜高校渡辺監督
星稜高校山下総監督
共に涙する…
勝者がいれば
敗者もいる
当たり前の話だが…
負けた気がしないよね。
花巻東高校。
勝者との
コントラストが…
辛すぎる。
歓喜の輪の横に
項垂れる大谷翔平クン…
崩れ落ちた
大谷クンに…
嗚咽が止まらない
花巻東ナインが…
手を、差し伸べる。
微笑みと涙を浮かべる
佐々木監督。
アルプスから
スタンドから
被災地から
東北から…
そして、日本中から…
止まない拍手が
送られる花巻東高校。
最強の準優勝校と
春夏連覇の優勝校が
整列、そして…
全選手が涙で
顔をくしゃくしゃにしながら
笑顔で健闘を称え合った。
藤浪クンと大谷クンも…
お互い目を真っ赤にしながら
ガッチリ握手を交わした。
この素晴らしい光景に
超満員全ての観衆が
立ち上がった。
更に更に
大きく温かい
拍手が送られる。
高校野球って
本当に素晴らしい。
100年も続く訳だ。
その長きに渡る
歴史の中で…
“163キロ”
そして…
“6本塁打”
投げて、打って、
誰も到達した事の無い
記録と記憶を…
大谷翔平選手が
残してくれました。
第94回全国高校野球選手権大会
◆決勝戦
大阪桐蔭 4ー1 花巻東
延長13回の大熱戦の末、
大阪桐蔭高校が
春夏連覇を達成しました。
凄い大会だった…
大谷クンを
甲子園で観られて
オッサン幸せでした。
忘れられない
夏になりました。
二刀流の原点が
凝縮された
素晴らしいドラマを
どうもありがとう。