東の横綱・帝京高校
改めて、、
凄まじい破壊力!!
どんだけ鍛えたの前田さん!!
大観衆による
地鳴りのような大歓声が
甲子園に響き渡った…
それは、
一瞬の出来事・・・
第77回
全国高等学校野球選手権大会
準決勝・第2試合
8回裏──
好ロングリリーフ
旭実エース角井クン
巧みな投球術で
帝京自慢の1・2番コンビ
田村クン坂本クンを打ち取り…
“ツーアウトランナー無し”
あとアウト4つで
夏は初となる北海道勢の
決勝進出が見えてくる…
ドキドキしつつも
淡い期待を抱いた矢先…
帝京3番打者
吉野クンが
捉えた打球は・・・
あっ、と言う前に
レフトスタンドへ
吸い込まれてしまった。。
がっくり旭実ナイン
狂喜乱舞の帝京ベンチ
一度は、、
退部した男の劇砲に
前田監督涙がキラリ☆
旭 実 210 200 00
帝 京 112 000 01
「でも、まだ、同点。。」
その時北海道地区は
60%に迫る視聴率を記録!
テレビに釘付けとなった
北海道民はそんな想いで
観戦していましたが…
次の瞬間──
豪打帝京の4番
スラッガー桝井クンが
振り抜いた打球は・・・
センターバックスクリーンへ!
背番号8・早川クン…
早々と追うのを諦めた…
恐ろしや帝京
恐れ入った前田三夫
復活の吉野クン
2年生スラッガー桝井クン
2者連続本塁打!!
遂に、帝京高校に
ひっくり返されてしまった(°_°)
旭 実 210 200 00
帝 京 112 000 02
立ち竦む…
旭実・込山監督。。
冷静沈着な
エース角井修も
さすがに同様を隠せない…
そんな中、
投じた一球を…
天下の帝京の5番
本家クンは見逃さない!!
「えぇぇぇ〜〜??」
旭実アルプスの
悲鳴を切り裂く打球は…
ライトポール直撃。。
な、な、なんと…
帝京高校クリーンナップ
三者連続本塁打!!!
こんな記録、
夏の甲子園で見たことない…
バース掛布岡田かっ
冗談は縦ジマだけにしてくれ(ToT)
旭 実 210 200 00
帝 京 112 000 03
2点差。。
こちらも
好ロングリリーフ
本家クンの出来から…
正直、重い
重〜い2点差…
しかーし!
実に4試合連続逆転勝利
“ミラクル旭実”
ここからが、
本領発揮じゃないか☆
と、そんな願いも虚しく…
9回も簡単に
ツーアウトランナー無し
しかも2点差。。
あぁ、鹿商戦の時と同じだ…
胃がキリキリしちゃうけど
裏を返せば?勝ちパターン?
そんなこんな
強引なこじつけを
考えている間に・・・
打席の3番早川クン
追い込まれてしまった…
まさに絶体絶命
土壇場、崖っぷち…
しかしセンス溢れる
巧打の3番打者は
当然諦めてはいなかった!
本家投手の4球目──
外のスライダー
なんとか拾った打球は…
フラフラ〜っと
セカンドライトの間へ。
「落ちろ!落ちろ!落ちろー!」
日曜の昼下がり
この瞬間65%に到達した
北海道民の視聴率が影響?!
道産子の願い
通じた当たりは…
ポトリと野手の間に!
が、次の瞬間!
ライトに回った
田村主将から一塁へ
矢のような送球が〜(゚o゚;;
ま、まさかのライトゴロ?!
「セーーーーフ!!」
あっぶねぇ〜〜
早川クンもベンチも
そして北海道中が
安堵の表情を浮かべる中…
迎えるバッターは…
「4番キャッチャー岡田クン」
オカダのダが上がる
素晴らしいウグイス嬢の
美しいアナウンスに…
甲子園球場は、
大大大歓声に包まれる!!
皆さん知っているんですね。
鹿児島商戦の追撃アーチを☆
“岡田は諦めない!岡田は諦めない!”
大阪ABCの名実況が
最高に大好きなんだなぁ〜
しかし、初球でした…
本家投手の外の変化球
引っ掛けた打球は・・・
サード真っ正面…( ̄O ̄;)
あぁ、夏が、遂に終わった。
そう思った次の瞬間!!
サード西村クンの前で
打球がポーーンと跳ねた!!
「イ、イレギュラー?!?!」
これまた、、
鹿児島商業戦と同じ…
9回二死から!!
三塁手前の奇跡!!!
あの時は横に…
今回は頭上を跳ね…
なんと言うミラクル((((;゚Д゚))))
世界一とも呼ばれる
阪神園芸さんが整備する
甲子園球場において…
ありえない奇跡が。。
今、起きました。。
早川クン岡田クン
アグレッシブな好走塁で
二死ながら二、三塁…
一打同点の
大チャンスに迎えるは…
「5番ピッチャー角井クン」
カクイのイが上がる
アナウンスに球場全体から…
大きな、大きな、
割れんばかりの大きな拍手☆
すっかり大会の顔となった
頼れる背番号1・角井修(・∀・)
なんとなんと!
甲子園球場全体から
手拍子、そして角井コールが…
「カクイ!カクイ!カクイ!」
俗に言う“宇宙空間”が
完全に旭実の5度目のミラクル
期待しまくっています!!
一方で、、
この大会の帝京は
完全にヒールでした。
大会前──
激しい練習に嫌気がさした
レギュラー3年生3人が…
夏を前にチームを離れる。。
東東京大会──
「控えの投手に経験を積ませるため」
コールド勝ちとなるランナーを
三塁にとどめおき非難された。。
そして・・・
甲子園初戦──
優勝候補として乗り込むも
ラフプレーにブーイングが。。
北海道勢初の決勝を目指す
元気はつらつミラクル軍団と…
ヒールとなる要素が重なった
優勝経験のある東京の強豪校…
このコントラストに
スタンドは異常過ぎる
雰囲気となる中・・・
百戦錬磨の闘将
前田三夫は冷静でした。